金属のような光沢をもった月

 嘔吐。

青年が部屋で三日三晩思索した結果、

人生に意味はない、そう確信した。

しかし、人生には意味はない、という意味を見つけ、

人生は意味から逃れられないと気づき、

青年は嘔吐した。

 

 

嘔吐

嘔吐

 

 

 

断片的なエピソードと、

そこで見つけた孤独の正体、

小石に見つけた存在の意味。

 

人生には意味はない。そうやってはっきりと言われた本だった。

 

 

人間はまず存在し、自分と世界をつくる。

人間は自分がつくるもの以外のなにものでもない。

人間は実存するがゆえに未来に対して主体的に投企する存在であり、この世界に対し責任を持たないといけない。

 

ただここに在る存在として生きていこうか、

とか、自由、に生きる事を強制されている、という感覚が襲ってきた。

 

嘔吐 新訳

嘔吐 新訳

 

 

 

 

実存主義とは何か

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